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袋の豆知識 材質について

弊社のコーヒー袋はプラスチック樹脂による複合(ラミネート)フィルムを使用しています。ラミネートとは、プラスチック樹脂フィルムやアルミ箔、紙など異なる特性のフィルムを貼り合わせて層にすることで、機能性を高めるために必要です。
一見すると一枚の紙に見えたり、プラスチック製のフィルムですが、実は異なる性質のフィルムを何層にも重ねたものなのです。こちらのページでは袋の材質についてご説明いたします。

ラミネートの豆知識

ラミネートの豆知識

ラミネートフィルムの組み合わせには様々な種類があります。
例えば真空袋に使われる「ナイロンとポリエチレン」の場合、酸素を通しにくく、さらに250℃という高温でないと溶解しないナイロンフィルムに低温でも溶解するポリエチレンを組み合わせることで、熱シールが可能となり、さらにシール自体の強度も向上。この2種類の組み合わせによって、熱に強く、酸素を通さず、強度のあるフィルムが実現するのです。
ラミネートでは相互のフィルムの長所を生かし、短所を補うことを目的としていると言えます。
常にフィルムは改良されていますので、今後はさらに環境に配慮したフィルム製品をご紹介できるでしょう。

フィルムの材質

材質名 材質記号 識別
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ガスバリア(保香)性 耐油性 防湿性 耐ピンホール性 遮光性
低密度ポリエチレン LDPE(LL) PE      
高密度ポリエチレン HDPE PE      
ポリプロピレン OPP・CPP PP      
つや消しOPフィルム matOP PP      
ポリエステル PET PET  
つや消しPETフィルム matPET PET  
アルミ蒸着フィルム vmPET PET
透明蒸着PETフィルム 透明蒸着PET PET  
ナイロン ONY PA      
アルミニウム箔 AL M  
未晒クラフト 未晒クラフト P        
上質紙 上質紙 P        

材質の説明

紙・クラフト [P]

紙自体にはバリアー性、防湿性もありません。しかし、ポリエチレンなどのフィルムとラミネートすることで性能を向上させることが可能です。 弊社では、未晒みざらし クラフト紙を使用したものをクラフト紙と表記しています。未晒しクラフト紙クラフト紙を使用した自然な風合いの袋。後刷り印刷などに対応できるのが魅力です。 当社では、30年以上前にクラフト紙とポリエチレン(PE)のラミネート原紙をオフセット印刷用に考案し、1kgコーヒー用として使用してきました。 最近では、アルミ蒸着フィルムと未晒クラフト紙をラミネートした原紙を使用した「アロマブレスパック」、チャック付きの「スタンドチャッカークラフト」、100g対応の平袋「クラフト蒸着」などをラインナップして、コーヒー豆販売のシーンで様々にご利用いただいています。

クラフトの豆知識

クラフトの豆知識

クラフト紙の「クラフト」とは、英語で手芸を表す「CRAFT」のことではありません。
この「クラフト」はドイツ語で「KRAFT」。「強い」という意味の単語なのです。クラフト紙は強い紙ということで、一般的に包装紙として用いられ、引っ張り強度を高めるために繊維の長いクラフトパルプを原料として作られています。また、クラフト紙には3つの種類があり、漂白しない茶色いパルプを使った「未晒クラフト」。半分程度漂白した「半晒クラフト」。十分に漂白した「晒クラフト」に分けられます。
特に、未晒しクラフトは漂白をしていないので、クラフト紙の中では最も強度があります。また、素朴さや、ナチュラルな色合いから、様々な表情を出すことができます。

アルミ [M]

ガスも水蒸気も全く通さないため、他のフィルムとのラミネートに使われます。防湿性包装、遮光包装、ガス充填包装に適する最高の包材と言えます

アルミ蒸着 [vmPET]

アルミニウムを高真空状態で加熱蒸発させ、フィルム表面にその蒸気を非常に薄い膜にして付着させたもの。金属独特の美しい光沢があるのも特徴。ポリエチレン(PE)やポリエステル(PET)に蒸着させることで、防湿性に富み、バリアー性の強度を増します。ポテトチップスなどスナック菓子の袋によく使用されています。

ポリエステル [PET]

強靭で、耐熱性、香気保存に高い性能を誇ります。また油にも強いのですが、ガス遮断性、防湿性、耐衝撃性はそれほど高くありません。

透明蒸着PET [PET]

透明度が高い素材です。無色透明でありながら、ガスバリア性、防湿性に優れています。透明度も高く、透明フイルムでは最もバランスのとれた素材です。弊社では、ミエルパックシリーズや「K-230Wクラフト蒸着窓あき袋」など、窓あき袋に使用しています。

ナイロン [PA]

耐寒性、耐熱性、耐衝撃性、耐ピンホール性が高いのが特徴。脱酸素剤封入包装、ガス充填包装、防湿包装などにも利用されています。

ポリプロピレン [PP]

防湿性、コシの強さには優れていますが、柔軟性がなく衝撃に弱いという欠点もあります。また、ガス遮断性も決して高くなく、長期保存には向きません。

低密度ポリエチレン [LDPE]

高圧で重合したポリエチレン。通気性があり防湿性も比較的高いのが特徴ですが、熱に弱いという欠点があります。ラミネートの一番内側に使用され、ヒートシーラーをした時に熱で溶着できるようにします。

高密度ポリエチレン [HD]

中低圧で重合したポリエチレンで「強化ポリ」とも呼ばれます。防湿性が比較的よく、熱に強いのも特徴。さらにパリッとしたコシの強さもあります。弊社製品では、「ショーレックス」が該当します。保香性・ガスバリア性がなく、他の素材に比べ比較的安価な素材です。バルブの取り付け・後刷り印刷などはできません。