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コーヒー袋の特性

こちらでは、ニコノスで取り扱う袋の特性を細かにご説明いたします。
商品ページのアイコンを合わせてご説明いたします。

脱気

脱酸素剤 真空

 

 


コーヒー袋の素材

弊社のコーヒー袋はプラスチック樹脂による複合(ラミネート)フィルムを使用しています。

素材の詳細

PE  低密度ポリエチレン(LDPE) 高圧で重合したポリエチレン。
通気性があり防湿性も比較的高いのが特徴ですが、熱に弱いという欠点があります。
PE  高密度ポリエチレン(HD) 中低圧で重合したポリエチレンで「強化ポリ」とも呼ばれます。
防湿性が比較的よく、熱に強いのも特徴。さらにパリッとしたコシの強さもあります。
PP  ポリプロピレン 防湿性、コシの強さには優れていますが、柔軟性がなく衝撃に弱いという欠点もあります。
また、ガス遮断性も決して高くなく、長期保存には向きません。
PET  ポリエステル 強靭で、耐熱性、香気保存に高い性能を誇ります。
また油にも強いのですが、ガス遮断性、防湿性、耐衝撃性はそれほど高くありません。
PA  ナイロン 耐寒性、耐熱性、耐衝撃性、耐ピンホール性が高いのが特徴。
脱酸素剤封入包装、ガス充填包装、防湿包装などにも利用されています。
M  アルミニウム箔 ガスも水蒸気も全く通さないため、他のフィルムとのラミネートに使われます。
防湿性包装、遮光包装、ガス充填包装に適する最高の包材と言えます。
vmPET アルミ 蒸着ジョウチャク アルミニウムを高真空状態で加熱蒸発させ、フィルム表面にその蒸気を非常に薄い膜にして付着させたもの。金属独特の美しい光沢があるのも特徴。
ポリエチレン(PE)やポリエステル(PET)に蒸着させることで、防湿性に富み、バリアー性の強度を増します。
PET  透明蒸着PET ガスバリア性、防湿性に優れています。透明度も高く、透明フイルムでは最もバランスのとれた素材です。
P   紙自体にはバリアー性、防湿性もありません。しかし、ポリエチレンなどのフィルムとラミネートすることで性能を向上させることが可能です。

 

素材名 略称 ガスバリヤー性 耐油性 防湿性 保香性 遮光性
低密度ポリエチレン
(LDPE)
PE        
高密度ポリエチレン
(HD)
PE      
ポリプロピレン
(OPP)(CPP)
PP        
ポリエステル PET      
ナイロン PA  
アルミ蒸着
(VM-PET)
PET
透明蒸着PET PET  
アルミニウム箔 M

 


素材の特性表示について

アルミ アルミ蒸着 アルミ箔やアルミ蒸着ジョウチャクの高性能フィルムを使用したコーヒー袋。エージレス包装にも対応可能です。
透明蒸着PET 透明蒸着PETを使用した、窓あき袋の素材として使用しています。ガスバリア性が高く、透明度が高い素材です。
クラフト パルプを使用した紙素材や未晒し(ミザラシ)クラフト素材を使用。未晒クラフト紙は、製造工程上漂白をしませんので、自然の温かみがある色合いです。ロットによって、色に誤差が生じます。

ショーレックス 高密度ポリエチレンを使用した防湿性が比較的よく熱に強い袋です。保香性・ガスバリア性はありません。他の素材に比べ比較的安価な素材です。バルブの取り付け・後刷り印刷などはできません。
ポリラミ 内側ポリラミネート加工。紙素材の内側に、油染みを防ぐポリラミネート加工を施しています。全体の油染みを防ぐことはできますが、紙の間からにじみ出る可能性がございます。また、油が多い深煎りの豆などを入れる際は、にじみ出ることがございます。
ポリフィルム 主にワイヤー付きの各底袋に使用されます。袋の内側に油染みを防ぐためのポリエチレンフィルムが張り合わされています。こちらも、ポリラミネート加工同様に、袋の隙間や、油が多い深煎りの豆などを入れる際は、油染みが生じる可能性がございます。
不織布 ポリエステルと合成パルプを原料とし、これに接着剤を加えシート状にした化学繊維です。水に溶けず強度があるのが特徴。ヒートシールの加工も可能です。

 

ラミネートの豆知識

ラミネートの豆知識

ラミネートとは、プラスチック樹脂フィルムやアルミ箔、紙など異なる特性のフィルムを貼り合わせて層にすることで、機能性を高めるために必要です。
一見すると一枚のシートのようなプラスチックフィルムですが、実は異なる性質のフィルムを何層にも重ねたものなのです。
ラミネートフィルムの組み合わせには様々な種類があります。
例えば真空袋に使われる「ナイロンとポリエチレン」の場合、酸素を通しにくく、さらに250℃という高温でないと溶解しないナイロンフィルムに低温でも溶解するポリエチレンを組み合わせることで、熱シールが可能となり、さらにシール自体の強度も向上。この2種類の組み合わせによって、熱に強く、酸素を通さず、強度のあるフィルムが実現するのです。
ラミネートでは相互のフィルムの長所を生かし、短所を補うことを目的としていると言えます。
常にフィルムは改良されていますので、今後はさらに環境に配慮したフィルム製品をご紹介できるでしょう。

クラフトの豆知識

クラフトの豆知識

クラフト紙の「クラフト」とは、英語で手芸を表す「CRAFT」のことではありません。
この「クラフト」はドイツ語で「KRAFT」。「強い」という意味の単語なのです。クラフト紙は強い紙ということで、一般的に包装紙として用いられ、引っ張り強度を高めるために繊維の長いクラフトパルプを原料として作られています。また、クラフト紙には3つの種類があり、漂白しない茶色いパルプを使った「未晒クラフト」。半分程度漂白した「半晒クラフト」。十分に漂白した「晒クラフト」に分けられます。
特に、未晒しクラフトは漂白をしていないので、クラフト紙の中では最も強度があります。また、素朴さや、ナチュラルな色合いから、様々な表情を出すことができます。

当社では、30年以上前にクラフト紙とポリエチレン(PE)のラミネート原紙をオフセット印刷用に考案し、1kgコーヒー用として使用してきました。
最近では、アルミ蒸着フィルムと未晒クラフト紙をラミネートした原紙を使用した「アロマブレスパック」、チャック付きの「スタンドチャッカークラフト」、100g対応の平袋「クラフト蒸着」などをラインナップして、コーヒー豆販売のシーンで様々にご利用いただいています。


コーヒー専用ガス抜き袋

コーヒーから排出されるガスを袋の外へ出す機能を持つ袋です。

 

アロマキープパック®

アロマキープ

袋にフィルム製のワンウェイバルブ(アロマキープバルブ)を取付、コーヒーから出るガスを外に出し、外気の進入を防ぐ機能を持ち併せています。

フィルム製のため従来のボタン型バルブよりも嵩張らず、袋の表面に凹凸ができにくいのが特徴です。

ガスの排出機能はボタン型ワンウェイバルブと同等ながらも、袋に自動で取り付けていくのでコストを抑えることができます。

コーヒーから発生する炭酸ガスを袋外に出すので、煎りたてのコーヒー豆をそのままパックしても、袋の破裂の心配がありません。 また、コーヒーの劣化の原因である空気中の酸素を浸透させないため、袋内を常に脱気状態にして豆の鮮度を長く保つ働きをします。

※「アロマキープパック」「アロマキープバルブ」はニコノス株式会社の登録商標です。

アロマキープパック商品一覧



アロマブレスパック®

アロマブレス・アロマシールの特徴

袋内面の背中シール部分が、特殊なシール素材(ポリエチレン製不織布)によって貼り合わされています。
また、背中シール部分が空気弁の働きをします。コーヒーから発生する炭酸ガスを袋外に出すので、煎りたてのコーヒー豆をそのままパックしても、袋がガスで膨れません。

※アロマブレスシリーズは当社独自の開発商品。販売以来多くのお客様にご好評いただいております。
※オリジナルのコーヒー袋も作成いたします。お気軽にご相談ください。

※「アロマブレスパック」「アロマブレス」はニコノス株式会社の登録商標です。

アロマブレスパック商品一覧



ボタン型バルブ

取付位置

バルブの働き

焙煎後の新鮮なコーヒー豆は、コーヒーガス(二酸化炭素)が発生し、密閉した袋内をガスで充満させます。袋にバルブを取り付けることで、コーヒーガスを袋外に放出し、外気の侵入を防ぎます。また、コーヒーの劣化の原因である空気中の酸素を浸透させないため、袋内を常に脱気状態にして豆の鮮度を長く保つ働きをします。


 


バルブの後付について

バルブ

このマークがある袋はバルブをあとから取り付けることができる素材を使用した袋です。バルブは、5つ穴ピンホールでの取り付けとなります。

後付けバルブにはBosch(ボッシュ)バルブを使用します。様々な対応袋に100枚単位で後付けができますが、手作業での取り付けとなりますので、加工から納品までお時間がかかります。


ご注意
バルブを取付ける際は、必ず熱シーラーで袋の口を留めて密封状態にしてください。
このバルブは取り付ける装置が必要となりますので、バルブ単体の販売はしておりません。予めご了承ください。

ボッシュバルブ 既製袋へのバルブ後付けについて


よくあるご質問

袋の材質が違う場合、どのような差があるのですか?
当社の袋は、大部分はフィルム素材でできています。
フィルムの特性が異なると、それぞれメリット・デメリットが生まれます(例えば、真空包装に向いているものやそうでないものなど)
コーヒーに最も適した袋はどれですか?
それぞれの素材に、メリットデ・メリットがございますので一概に言うことはできませんが、当社ではコーヒーから出る炭酸ガスを外に放出するもので、長期保存ができるアロマキープパックをおすすめいたします。
アロマブレスパックにエージレスは入れることができますか?
アロマブレスパックはガスが抜ける出入り口をわざと作っている袋で、密閉できませんので、エージレスを入れることはできません。
バルブパーツだけの注文は可能ですか?
大変申し訳ございませんが、パーツのみの販売は行っておりません。ご了承ください。
バルブの取り付けは何枚の注文から行っていただけますか?
基本的に何枚からでもご注文いただけますが、1,000枚以下の場合料金が割高になります。バルブの取り付けは、1,000枚単価でのご注文をおすすめいたします。
アロマブレスパックやアロマキープパックにボタン型のバルブは取り付け可能ですか?
アロマブレスパックやアロマキープパックには、もともとコーヒーから排出されるガスを袋外へ出す機能がございます。取り付けることはできません。
バルブとエージレスを併用できますか?
可能ですが、ワンウェイバルブは袋内のガスを袋の外へ排出する機能があります、また、エージレスも袋内のガスを吸着する作用があります。機能としては同様のものになりますので、どちらか片方だけでも問題ございません。
バルブと真空を併用できますか?
緩い真空状態であればご利用いただけます。強い真空状態にすると、空気の通る隙間がなくなりバルブの排気口と内容物が密着してしまい機能しない可能性がございます。

アロマブレス?アロマキープ?バルブ?違いについて

それぞれに特徴があります。2つの機能を同時につけることはできません。

アロマブレスパック® アロマキープパック® ボタン型バルブ
アロマブレス アロマキープパック ボタン型バルブ
コーヒーから出るガスを放出します。破袋を防ぎ、要りたての豆をすぐに詰めることができます。
炒りたての豆を販売するのに適しています。店頭販売向き。長期保存はお勧めしません。 逆止弁になっているので、外気を中に入れません。ギフトや小売卸のような比較的中長期的な保存期間が必要な場合に有効です。

脱気について

コーヒー専用袋でなくても、ガスの充満による袋の破裂を防ぐ方法をご紹介いたします。

エージレス(脱酸素剤)

エージレス

このマークがある袋は脱酸素剤「エージレス」の封入が行えます。

弊社が取り扱う「エージレス」は2タイプ。焙煎後のコーヒーから出る炭酸ガスと、袋中の酸素を同時に吸入するタイプと、簡易の小型用エージレスで、袋内の酸素を吸収するタイプ。ガスも同時に吸着する[Eシリーズ]は100g用、200g用、500g用をご用意しております。

※アロマブレスパック®にはエージレスをご使用できません。

エージレスで長期保存


真空

このマークがついている袋は、真空包装ができます。丈夫な高性能フィルムを使用したハイバリア性のコーヒー袋です。エージレス包装にも対応しています。真空にするには、脱気シーラーが必要です。

エージレスと脱気シーラーの併用について

エージレスは緩い脱気状態の場合は併用できます。しかし、強い真空状態にすると、エージレスが商品と包装フィルムの間にはりついて酸素吸収ができにくくなりますので、包装容器内で空気が流通する程度の緩い脱気状態で止めて下さい。




その他アイコンの説明

材質のアイコンについて

遮光性〇 遮光性◎

袋の材質に、アルミ蒸着やアルミを用いた製品には、遮光性があります。アルミ蒸着に比べ、アルミの方が遮光性に優れています。

ガスバリア

外気を通さないガスバリア性がある材質を使用した製品。基本的にエージレスに対応していますが、ガス抜きバルブがついていたり、特殊な機能がある袋には、併用が不向きなものもございます。


材質以外のアイコンについて

後刷り加工

このマークがある袋は1,000枚からの追い刷り印刷に対応しています。
詳しくは後刷り印刷についてをご確認ください。


ヒートシーラー

このマークがある商品は、袋の素材上、ヒートシールが対応しています。シール機の中には、脱気(空気を抜いて真空状態にすること)しながらシールできる種類のものもあります。

熱シールの豆知識

熱シールの豆知識

フィルム素材の袋を密閉するために、シール機でフィルム同士を溶着することを「熱シール」または「ヒートシール」といい、この機械を「ヒートシーラー」「シーラー」と言います。
シーラー選びのポイントは、ご使用の袋のフィルムの種類や形状に合わせたものを選ぶことはもちろんのこと、温度の設定も重要。ポリエチレン単体の袋は高温でシールすると、溶けたりしますので低温でシールしてください。一方、複合ラミネートの袋や厚手の袋は高温でシールしてください。
※まれに簡易シール機では温度や圧力の関係で厚手のガゼット袋はシールしにくいことがありますのでご注意ください。